ダメジン

ダ-1

ダメなりに生きる!

いつまでも夏休みのように暮らしている、ダメな大人たちの物語。
ある暑い夏の日。リョウスケ(佐藤隆太)、ヒラジ(緋田康人)、カホル(温水洋一)のダメジン3人組は、働かずに生きていける方法を日々考えて過ごしている。仕事をサボってまで“一生食い物に困らないためには何が食べられれば大丈夫か?”という実験を真剣に繰り返していた。結局答えが出ないまま、暇つぶしに近所の猫じじい(笹野高史)の家へ。彼らは、浴槽で沸かしたコーヒを飲みながら、猫じじいから「ダラダラしているならインドへ行け。一生ブラブラしてても何とかなる」とインドの魅力を聞かされる。

 インド行きを決意した彼らは100万円の旅費を貯めようとするが、もともと働くのが苦手なためまともな方法は思いつかない。郵便ポストを切断して切手を剥がして売る作業を繰り返すが、お金は一向に貯まらない。リョウスケは仕方なくファーストフード店でレジバイトを始めてみるが、「1万円入ります!」すら言えないために、バイトの先輩・野際(岡田眞澄)に怒鳴られてばかりで、やっぱり仕事は続かない。

 落胆したリョウスケはロケットのある秘密基地の土管に座って空を見上げるうち、土管にハマッて体が抜けなくなくなってしまっていることに気づく。偶然通りかかったチエミに助けられたことをきっかけに、2人の距離は徐々に縮まっていく。インドへ行くと意気込むリョウスケに、複雑な気持ちを抱くチエミ。
そんな折リョウスケは、先輩のゲシルが倒産した銀行を襲撃し、伝説を作ろうとしていることを聞き、旅費稼ぎのため一枚噛むことに、、、

果たして彼らのインド行きの夢はどうなるのか?