1908年3月12日生まれ、英ロンドン出身。コミカルな動きの“ウォロフスキー教授”のキャラクターで人気を博した。ミュージカル映画『チキ・チキ・バン・バン』(68)、チャールズ・ディケンズ原作『Little Dorrit』(87)、TVシリーズ『Born and Bred』(78〜80)などへの出演で知られる。90年没。
1955年5月18日、英ロンドン出身。映画『おかしな関係』(84)、『未来警察』(84)、『恋しくて』(87)ほかに出演。77年にはプリンス・オブ・ウェールズ劇場で上演されたミュージカル『I Love My Wife』にも出演した。『大逆転』(83)などに出演したスーザン・ファレンダーとは姉妹の間柄。
1925年2月28日生まれ、ミャンマー、ヤンゴン(当時のビルマ、ラングーン)出身。幼少期に英マンチェスターに移住。英国の人気シットコム『Steptoe and Son』(62〜74)で主要キャストに務めた。その他の出演作に、ホラー・コメディ『Carry on Screaming!』(66)など。82年没。
STAFF
テリー・ギリアム
監督・脚本
TERRY GILLIAM Director / Screenplay
1940年11月22日生まれ、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス出身。若い頃は広告業界で働いていたが、60年代にイギリスに移住。67年に子供向け番組『Do Not Adjust Your Set』にアニメーターとして参加、そこで後のモンティ・パイソンのメンバーであるテリー・ジョーンズ、エリック・アイドル、マイケル・ペイリンらと出会う。69年に始まった『空飛ぶモンティ・パイソン』では、主に切り抜きと写真によるアニメーション・パートを担当。映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(75)でジョーンズとともに監督を務め、77年、『ジャバーウォッキー』で長編初監督。以降、『バンデットQ』(81)、『未来世紀ブラジル』(85)、『バロン』(88)、『フィッシャー・キング』(91)、『12モンキーズ』(95)、『ラスベガスをやっつけろ』(98)、『ブラザーズ・グリム』(05)、『ローズ・イン・タイドランド』(05)、『Dr.パルナサスの鏡』(09)、『ゼロの未来』(13)といった長編映画を世に放ち、熱狂的なファンを生み出し続けている。ブラックなユーモアと鋭い体制批判の眼差し、アクの強いファンタジー表現は唯一無二の個性を放つ。18年には、構想30年、企画頓挫すること9回の紆余曲折を経て『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』を完成させた。