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生まれ変わったら、女の子になれるかな?
第73回 ベルリン国際映画祭銀熊賞 史上最年少の9歳で最優秀主演俳優賞受賞!
《本当の自分》を探す子どもの葛藤と、寄り添う家族の物語

映画『ミツバチと私』

20,000 species of bees
監督・脚本:エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン 撮影:ジナ・フェレル・ガルシア 美術:イザスクン・ウルキホ 編集:ラウル・バレラス 出演:ソフィア・オテロ パトリシア・ロペス・アルナイス アネ・ガバライン
      2023年/スペイン/128分/1:1.85/スペイン語・バスク語・フランス語/原題:20,000 ESPECIES DE ABEJAS/英題:20000 SPECIES OF BEES/カラー/5.1ch 字幕:大塚美左恵 配給:アンプラグド 後援:駐日スペイン大使館
      © 2023 GARIZA FILMS INICIA FILMS SIRIMIRI FILMS ESPECIES DE ABEJAS AIE
A Film By Estibaliz Urresola Solaguren
      Sofía Otero / Patricia López Arnaiz / Ane Gabarain / Itziar Lazkano / Martxelo Rubio / Sara Cózar /  Unax Hayden / Andere Garabieta / Miguel Garcés
      Produced By Gariza Films, Inicia Films And Especies De Abejas, Aie In Association With Sirimiri Films Make Up And Hair Department Head Ainhoa Eskisabel Hair Stylist Jone Gabarain
      Assistant Director Silvina Guglielmotti  Line Producer Pablo Vidal Production Sound Mixer Eva Valiño Sound Design Koldo Corella Re-recording Mixer Koldo Corella And Xanti SalvadorCostume Design Nerea Torrijos Casting Noma Acting  
      Editor Raúl Barreras Art Director Izaskun Urkijo Alijo  Director Of Photography Gina Ferrer García Producers Lara Izagirre Garizurieta And Valérie Delpierre Scriptwriter And Director Estibaliz Urresola Solaguren
2024.1.5(金)より新宿武蔵野館、
      ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
劇場情報 x
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Trailer|予告編

Introduction

第73回ベルリン国際映画祭銀熊賞 史上最年少で最優秀主演俳優賞受賞!
‟自然な演技が素晴らしい“と世界が賞賛
            ソフィア・オテロから目が離せない
            ‟自然な演技が素晴らしい“と世界が賞賛
            ソフィア・オテロから目が離せない

主演ソフィア・オテロの演技が絶賛され、第73回ベルリン国際映画祭において、当時9歳にして史上最年少で最優秀主演俳優賞受賞の快挙を成し遂げた話題作。ベルリン国際映画祭は2020年に男優賞・女優賞の廃止を発表。翌年から性的区別のない主演俳優賞、助演俳優賞が新設され、まさにそれを体現する形での受賞となった。オテロ演じるココは、子どもが抱える孤独や不安を清らかに表現し、同じスペイン映画の名作『ミツバチのささやき』(73)のアナ・トレントを髣髴とさせる。


トランスジェンダーというテーマだけでなく、母、祖母ら3世代の視点を交えて、「家族との関係が、自分探しの旅にどう影響するのかを探りたかった」と語るエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督の長編デビュー作。自分の性別に思い悩む子どもに、周囲はどう接したらよいのか葛藤する家族の視点も織り込まれており、それぞれの考え方で人生を生き抜く姿を描く。本作でベルリン国際映画祭銀熊賞に加え、ギルド映画賞をW受賞。第26回マラガ・スペイン映画祭でも最優秀スペイン映画賞を受賞するなど世界各国から注目を集めている。子どもが戸惑いながら本当の自分を認め、目覚めていく様子を、スペイン・バスク地方の緑豊かな美しい景色とともに、自然光のみで撮影した美しい映像も必見。

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ー温かく優しさに溢れている映画ー The Guardian
―思いやりにつつまれて、大人になるー The Hollywood Reporter

男性として生まれた8歳の“私”。
            だけど、男の子の名前で呼ばれるのはいや。
            いま、柔らかな陽光の中で願いは輪郭を強めていく。
            男性として生まれた8歳の“私”。
            だけど、男の子の名前で呼ばれるのはいや。
            いま、柔らかな陽光の中で願いは輪郭を強めていく。

夏のバカンスでフランスからスペインにやってきたある家族。
8歳のアイトールは自分の性自認が分からず、母アネの子どものココ(バスク地方では“坊や(坊主)”を意味する)は、男性的な名前“アイトール”と呼ばれることに抵抗感を示すなど、自身の性をめぐって周囲からの扱いに困惑し、悩み心を閉ざしていた。
叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知ったココは、ハチやバスク地方の豊かな自然に触れることで心をほどいていく。
ある日、自分の信仰を貫いた聖ルチアのことを知り、ココもそのように生きたいという思いが強くなっていくのだが……。