ニーキャップとは
北アイルランド出身のヒップホップ・トリオ。
メンバーは左からモ・カラ、モウグリ・バップ、DJプロヴィの3人で構成され、全員アイルランド語のネイティブスピーカー。モ・カラとモウグリ・バップは西ベルファスト、DJプロヴィはデリー出身。MCネームはそれぞれ、モ・カラはアイルランド語を意味する“私の友だち”、モウグリ・バップは幼少期のニックネームが『ジャングル・ブック』(67)のモーグリだったこと、DJプロヴィはIRA暫定派を指す“Provie"に由来する。
アイルランドのナショナリズムに強く影響を受けており、北アイルランドがイギリスからの独立を目指すリパブリカニズムを中心に、ベルファストの労働者階級の若者文化、アイルランド語の権利をテーマにした楽曲が多い。バンド名も、ベルファストで北アイルランドのパブリカン民兵組織が行う膝を撃ち抜く私刑“KNEECAP”という言葉から。
2017年に結成し、シングル「C.E.A.R.T.A.」でデビュー。ドラッグの表現が問題視され、ラジオで放送禁止曲に認定される。2018年にはデビューアルバム「3CAG」をリリース。2019年、IRA暫定派の「Brits out(イギリスは出ていけ!)」というスローガンをもじった「Get Your Brits Out」をリリース。アイルランド語教師でもあったDJプロヴィは同年、ライブで「Brits out」と書いた臀部を出してパフォーマンスしたことで、2020年に退職に追い込まれる。
2024年には、セカンドアルバム「Fine Art」をリリースし、アイルランドの週間アルバムチャートで初登場2位を記録。本作で演技に初挑戦。
アイルランド語のラップ初めて聴いた!カッケー!
アイルランドでこんなことが起きていたなんて。
思えば、私の故郷の青森も訛りがきつく、他県の人には通じないことも多いので、上京して以来もう30年近く、標準語で暮らしている。この映画を観てこれはいけないと思った。
奇しくも、私の故郷の大先輩は日本で最初の“ヒップホップ”歌謡曲『おら東京さ行ぐだ』を歌ったレジェンド、吉幾三さんである。 久しぶりに故郷の友人たちと思いっきり『おら東京さ行ぐだ』を合唱したくなった。
アイデンティティを取り戻す
そのために 言葉を取り戻す
荒れたユーモアが生むアティチュード
それこそが、今社会正義を叫ぶ人たちが信頼を寄せる一つのエッセンスになっている
でもなぜか同時に愛らしい
そんなニーキャップ、誕生までを描いたストーリーが見事なドラマだという事はもちろんだが、何よりも彼ら自身が本当に映画映えする魅力的な人たちなのだ
ぜひともご覧あれ!
ステージ上で臆することなく真実を語るパフォーマンスからどうしても過激な側面にフォーカスが当たりがちだが、 彼らが大切にしたいものを改めて知り、どんな目的で集まったのかを辿ると一緒に拳を突き上げたくなる。
ラップしながら、ずっと我々市民の人権について話しているのだ。トリオの意志にも本作にも圧倒的な賛を!
めちゃくちゃ面白い!
90年代のスコットランドの若者たちはトレインスポッティングするしかなかったが、 2000年代の北アイルランドの若者たちはヒップホップと出会うことが出来た。
消滅寸前の言語、アイリッシュを仲間の共通言語として復活させ、ビートが届く範囲で領域展開していく。 持たざる者こそがもっとも強いという”ヒップホップの逆転の哲学”を最大限に発揮した彼らの言葉の弾丸が、観るもののハートを撃ち抜いていく!
抵抗と連帯、そして愛とユーモア———
アナキズムは夢を見ることを志向する。それは「大人」が鼻で笑う青臭い夢のようなものかもしれない。
しかしそこには紛れもない情熱とエネルギーがある。
KNEECAPの音楽と物語は、それをわれわれと分かち合ってくれる。
KNEECAPは3人ともぶっ飛んでいる。けれど、あなたは映画を見て3人を「理解しがたい」とは思わないはずだ。
鬱屈、詩、爆発、パーティ、怒り、笑い、その全てが彼らの人生のかけらであり、それらは決してあなたの人生からほど遠いものではないだろう。 資本主義や人種主義、植民地主義が作り出すクソみたいな現実に抗して放たれるその弾丸の、無鉄砲さと純粋さ。 それはきっとあなたをわくわくさせ、勇気づける。
父親は伝説のIRA闘士(それもマイケル・ファスベンダー)! これ、どこまでホントなの?まあ、コメディだからね!
プロテスタントの彼女に「このカトリック野郎!」と言葉責めされながらのプレイに笑わされながら共生の可能性を見た!
KNEECAP見た我々日本の芸人あるある~
政治や歴史背景などギリギリな題材を扱いながらちゃんと爆笑させてるこの映画見て、 自分が安全なとこで日和った笑いしかできてないことに悔しがりがち…
KNEECAP…こんなお笑いがしたかったです…