レトロスペクティブ

ミシェル・ルグラン 1932年2月24日、パリ生まれ。フランスを代表する作曲家、編曲家、ピアニスト、歌手、指揮者。11歳で、パリ国立高等音楽院に入学し、アンリ・シャランやナディア・ブーランジェに師事。1954年、22歳の時に初のアルバム「アイ・ラヴ・パリ」をリリースし、世界的な成功を収める。1958年にマイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンス、ジョン・コルトレーンらと共演したジャズ・アルバム「ルグラン・ジャズ」はベストセラーになった。
 映画音楽の作曲家としてのキャリアは、1954年のアンリ・ベルヌイユ監督作品『過去をもつ愛情』から。その後、ヌーヴェルヴァーグの映画人たち、そしてジャック・ドゥミと出会う。『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち』の映画音楽は彼に世界的な評価をもたらした。1967年から1969年まではロサンゼルスに移住し、ノーマン・ジュイソン『華麗なる賭け』、ジョン・スタージェス『北極の基地/潜航大作戦』、シドニー・ポラック『大反撃』、リチャード・ブルックス『ハッピーエンド/幸せの彼方に』の映画音楽を作曲。
 フランスに戻った後、ジャン=ポール・ラプノー『コニャックの男』、ロバート・マリガン『おもいでの夏』、クロード・ルルーシュ『愛と哀しみのボレロ』、バーブラ・ストライサンド『愛のイエントル』、アービン・カーシュナー『ネバーセイ・ネバーアゲイン』などがある。生涯で3つのオスカーを獲得。クラシックとジャズという異なる文化の要素を組み合わせたミシェル・ルグランは、独創的で華麗な作曲でジャンルの垣根をなくした。2019年1月26日に永眠。

第17回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した1964年の傑作ミュージカル。全編音楽のみで展開し、セリフがすべて歌詞になっているという、 映画としては画期的な形式で制作された。ミシェル・ルグランによる音楽が評判となり主題歌も大ヒット。 カトリーヌ・ドヌーヴの出世作として広く知られている。歌唱部分は全て歌手による吹替えが行われている。

シェルブールの雨傘

1964年|フランス|カラー|91分|ビスタ|2.0chステレオ|原題:Les Parapluies de Cherbourg
監督・脚本・作詞:ジャック・ドゥミ 音楽・作曲:ミシェル・ルグラン 撮影:ジャン・ラビエ
美術:ベルナール・エヴァン 衣裳:ジャクリーヌ・モロー 編集:アンヌ・マリー・コトレ 製作:マグ・ボダール
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ 二ーノ・カステルヌオーヴォ マルク・ミシェル アンヌ・ヴェルノン エレン・ファルナー

フランス北西部の港町、シェルブールで、ささやかながら美しい恋をはぐくむ自動車修理工の若者ギイと傘屋の少女ジュヌヴィエーヴ。恋に恋する年頃のジュヌヴィエーヴに未亡人の母エムリーは心配顔。出かけるたびにうそをつきながらもジュヌヴィエーヴはギイと会う時間が嬉しかった。だがある日、アルジェリア戦争の召集令状がギイに届き、2人ははなればなれに引き裂かれるのだった。
フランス北西部の港町、シェルブールで、ささやかながら美しい恋をはぐくむ自動車修理工の若者ギイと傘屋の少女ジュヌヴィエーヴ。恋に恋する年頃のジュヌヴィエーヴに未亡人の母エムリーは心配顔。出かけるたびにうそをつきながらもジュヌヴィエーヴはギイと会う時間が嬉しかった。だがある日、アルジェリア戦争の召集令状がギイに届き、2人ははなればなれに引き裂かれるのだった。

『シェルブールの雨傘』で世界的大スターとなったカトリーヌ・ドヌーヴと 実姉であるフランソワーズ・ドルレアックが姉妹を演じ話題になった本格的ミュージカル。
『雨に歌えば』のジーン・ケリー、『ウエスト・サイド物語』のジョージ・チャキリスを迎えフランス映画の枠を超えた国際的なキャストが集結。

ロシュフォールの恋人たち

1967年|フランス・アメリカ|カラー|127分|シネスコ|2.0chステレオ|原題:Les Demoiselles de Rochefort
監督・脚本・作詞:ジャック・ドゥミ 音楽・作曲:ミシェル・ルグラン 撮影:ギスラン・クロケ 美術:ベルナール・エヴァン
衣裳:ジャクリーヌ・モロー マリー・クロード・フーケ 編集:ジャン・アモン 振付:ノーマン・メーン 製作:マグ・ボダール
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ フランソワーズ・ドルレアック ジーン・ケリー ジョージ・チャキリス ジャック・ぺラン
ダニエル・ダリュー ミシェル・ピコリ グローヴァー・デイル

フランス西南部の町、ロシュフォールに巡って来たお祭りの季節。旅芸人のエチエンヌとビルの2人が町に到着しショーの準備を始めた。一方、美しい双子の姉妹ソランジュとデルフィーヌも新しい恋が始まる予感を感じて思わず歌い出す。ロシュフォールにいる水兵のマクサンス。カフェのマダムで姉妹の母のイヴォンヌ。彼女のかつての恋人シモン。著名な作曲家アンディ。フェスティバルが開催される週末の3日間に彼らの出会いが交錯し恋が生まれ、町は歌と踊りに溢れる。

シャルル・ペローの童話「ロバの皮」を原作にドゥミとルグラン、そしてドヌーヴが3度目のタッグを組んだミュージカル。
フランス国内で219万人を動員し、ドゥミ監督最大のヒット作になった。

ロバと王女

1970年|フランス|カラー|90分|シネスコ|2.0chステレオ|原題:Peau d'Âne
監督・脚本:ジャック・ドゥミ 原作:シャルル・ペロー 音楽:ミシェル・ルグラン 撮影:ギスラン・クロケ
衣裳:パース&ギッド・マグリーニ 編集:アンヌ・マリー・コトレ 製作:マグ・ボダール
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ ジャン・マレー ジャック・ぺラン ミシュリーヌ・プレール デルフィーヌ・セイリグ

病床の王妃は夫である王に「再婚するなら自分よりも美しい女性を選ぶように」と言い残して死んでしまう。残された王が選んだのは何と実の娘である王女だった。困った王女は妖精に相談し、様々な無理難題を突き付ける。しかし王は全てを受け入れロバを殺して王女に与えてしまう。王女はロバの皮をかぶって城から逃げ出すが・・・・・・。

提供:ハピネット・メディアマーケティング
配給:ハピネットファントム・スタジオ/アンプラグド

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