乗せたら最期。
《運命:行き先》不明、死のドライブが始まる。
殺人ヒッチハイカーがどこまでも猛追。クリストファー・ノーラン、J・J・エイブラムスも絶賛!
ルトガー・ハウアー出演の傑作サイコ・スリラー。『ヒッチャー』35年ぶりにリバイバル公開!
2019年7月に75歳でこの世を去った名優ルトガー・ハウアー。彼の代表作『ヒッチャー』(86)が、公開から35年の時を経て『ヒッチャー ニューマスター版』として還ってくる。HDリマスター化されたニューマスターでの劇場公開は日本が世界初。
見知らぬ男を車に乗せた事から始まる恐怖の追跡劇は、公開当時アメリカ全土に“恐怖のヒッチハイカー”というトラウマを植え付けた。シンプルなストーリーながら、「ヒッチコックの要素を昇華している」とも評される展開が異様な緊張感を持続させることに成功、と同時にド派手なアクションの連続で、観る者に恐怖と興奮を与える傑作である。
監督は、本作が第一作目となったロバート・ハーモン。J・J・エイブラムス監督は『10 クローバーフィールド・レーン』(16)製作時に本作の影響を受けていることを明かしている。撮影は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)のジョン・シールが担当。
未知なる悪と遭遇し、追い詰められゆく限界の世界で、青年は何を見出し選択するのか。追う者と追われる者が自ら投じていく究極の運命を、今ふたたび目撃する時が来た。
シカゴからサンディエゴへの砂漠地帯。陸送の仕事をしていたジム・ハルジーは、ある嵐の夜に1人のヒッチハイカーを車に乗せる。しかし、ジョン・ライダーと名乗るその男はハンドルを握るジムの喉にナイフを突きつけ「俺を止めてみろ」と脅し始める。ジョンは恐ろしい連続殺人鬼だったのだ。一瞬の隙を見て、何とか彼を車から突き落としたジムだったが、それは恐怖の始まりに過ぎなかった。何度でも執拗に襲いくるジョン・ライダー。警察や協力者でウェイトレスのナッシュを巻き込んで事態は悪化していく……。
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