世界の食から日本のごはんを考えよう
外国産食品が安いのはなぜ? 観ればわかる、おかしな食品業界のカラクリ!
体にいいオーガニック・フードと、スーパーに並ぶお手頃価格の“フード”。同じ食品でも価格にこれほど差があるのはなぜなのか? その理由は、農業自体が巨大企業になってしまった異常な食事情にあった……。
地平線まで続く広大なとうもろこし畑や、飛行機を使って一瞬で散布する農薬。世界最大級の精肉工場のベルトコンベアーで処理されていく牛や豚。アメリカサイズのダイナミックな農業スタイルは、より安く、効率良く食べものを収穫するためのもののはずだった。しかしそれが生み出したのは、数社のみが莫大な利益を得る業界のおかしな構造と、苦しい下請け農家、未だ日本でも表示が義務付けられていない“遺伝子組み換え食品”の問題。低所得者層と糖尿病の関係性から、食品業界の批判を禁止する不可解な法案など、笑えない事実と矛盾を次々と明らかにする。
フード・インク 公式サイト
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