世にも奇妙な冒険がはじまる!!
ライターの「俺」(伊勢谷友介)とその相棒エンドー(松尾スズキ)、そして偶然出会った女性サヨコ(菊地凛子)、3人が繰り広げる”死にモドキ”を巡る摩訶不思議なサスペンス・ロードムービー。フリーライターの「俺」は「月刊 黒い本」の美人編集長(水野美紀)から、“死にモドキ”を使い一回死んで、死後の世界をルポするように強引に依頼され、エンドーとともに“死にモドキ”を探す旅に出る。あてのない旅を始める彼らに、まずは手がかりになるカメラマンの真島(松重豊)を探し始めることに。ルポが締め切りに間に合わなければ美人編集長に半殺しにされる・・・。「俺」はアル中のオルゴール職人エンドーを強引に呼び出した。常に金に困っているエンドーは、わずかなギャラにもかかわらずこの危険な仕事をすぐに引き受ける。2人で真島のアパートに行くが、真島はすでに外出した後で行方が知れない。彼らは元SM嬢で自殺願望を持つサヨコ、ヤクザの目玉のおっちゃん(岩松了)とその弟分のチョロリ(ふせえり)と合流して謎めいた世界、奇怪な人々と遭遇しながら“死にモドキ”を探す。「俺」とサヨコは、旅の途中で情報を得た臨死体験ショーに行ってみることに。ショーに出ている半分男(村松利史)が古い言い伝えを知っており、師匠(三谷昇)と呼ばれる男が“死にモドキ”使いの末裔だという。「俺」とエンドーは師匠が住むというホームレスだらけの奇妙な島に上陸する。そこで同じく“死にモドキ”を求めて行方不明になっていたカメラマンの真島が現れる。師匠から“死にモドキ”の正体や死後の世界の話を聞く。それはかつて海女が海に潜る時に無酸素状態を維持させるために使っていた“虫”だという・・・。
一方、真島を探しているヤクザの連中や、“死にモドキ”を探している新たな謎の組織の存在も明らかになる。今まで誰も見つけられずにいた“死にモドキ”は果たして見つかるのか!?命を懸けた「俺」のルポは完成するのか?小ネタ大ネタ満載の三木ワールドが物語を縦横無尽に引っ張る。不思議な笑いと謎解きのミラクルストーリーが始まった。
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