日本中が熱かった時代の、
伝説的青春映画をもう一度

サイモン(ブルース・デイヴィソン)はボード部に所属する普通の大学生。大学は、目下ストライキ中だが、サイモンは特別に関心がない。ストライキの原因は、学校が貧しい子供たちの遊び場になっている土地に、予備将校訓練隊のビルを建てようとしたことだった。ある日、警備線の張りめぐらされた学校内に入ってみると、そこでは学校側に抗議するため占拠している学生たちでいっぱいだった。サイモンは、女性解放委員のリンダ(キム・ダービー)に惹かれ、彼女目当てで積極的に闘争に参加するようになる。しかし、闘争に対するサイモンの態度が気に入らないリンダは彼の元を去ってしまう。失望するサイモンだが、一方で急速に学生運動へとのめり込んでいった。やがてリンダは戻り、ふたりは同志として運動を続けるが、大学側の腐敗が暴露されるにつれ学生の怒りは頂点に達する。ついに、武装警官隊が学生が築いたバリケードを破り突入。武力による鎮圧を強行する。混乱の中で引き裂かれたリンダが棍棒で殴打され血を流している姿を見たとき、サイモンは警官に飛びかかっていた……。

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