リバーズ・エッジ

平坦な戦場で、僕らは孤独になる。

繰り返されるリアルなセックスと暴力、
日常を生きることの違和感といった、
若者たちの心の揺らぎを描いた岡崎京子の作品たち。
雑誌「CUTiE」で1993〜94年にかけて連載され、
青春漫画の金字塔として時代、世代を超えて熱狂的な支持を集める
代表作『リバーズ・エッジ』が発表から20年の時を経てついに映画化!

「若草さん、今晩ヒマ?僕の秘密の宝物、教えてあげる」。
ハルナ(二階堂ふみ)は、カレシの観音崎(上杉柊平)がイジメる
山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。
さらに、宝物として死体の存在を共有しているという
摂食障害のモデル・こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。
その一方で、父親のわからない子どもを妊娠する
ハルナの友人・ルミ(土居志央梨)と、山田に好意を寄せるクラスメイト・カンナ(森川葵)は過激な愛情を膨らませていく。
それぞれが愛に飢え、暴力に逃げ、生きることにもがいた時、また新たな死体が生まれてしまう———。

リバーズ・エッジ 公式サイト