ロボット

robot_chirashi_omote

ワケわからんが面白い!!

ロボット工学の専門家バシー博士(ラジニカーント)は画期的なロボットを生み出した。バシー博士は母の提案で、このロボットにチッティ(ラジニカーント・二役)と名付け、学会での発表に踏み切った。恩師のボラ教授(ダニー・デンゾンパ)が仕切る人工知能開発局、通称AIRDの学会で、チッティは驚きをもって迎えられる。しかしボラ教授の胸中は穏やかではなかった。バシー博士にはサナ(アイシュワリヤー・ラーイ)という恋人がいたが、研究に没頭するあまり、関係をおろそかにしがち。サナはチッティを気に入り、行動をともにするようになる。これが後々、世界を揺るがす騒動に発展するとは、この時はまだ誰も気づいていなかった…。学会でボラ教授はチッティの不完全さを指摘。バシー博士はチッティを改良し、人間の複雑な感情を理解できるようにする。しかし感情に目覚めたチッティは、この頃からサナに思いを寄せるようになり、生みの親であるバシー博士と恋の火花を散らすことに。板挟みとなったサナはバシー博士との結婚を受け入れ、チッティの思いを、きっぱりとはねのけた。人間の感情を理解してしまったがために、深く傷つくチッティ。一方、バシー博士にも冷酷な現実が待ち受けていた。人間性に目覚めてしまったために、戦いよりも愛を説いてしまうチッティの兵器としての採用を、軍が拒否したのだ。ヤケになったバシー博士はチッティを破壊し、廃棄処分にしてしまう。しかし抜け目ないボラ教授が、チッティの残骸を回収、それをベースにして新型のチッティを生み出した。それはサナへの思いこそ残っているが、敵対する人間を容赦なく攻撃する冷酷な殺人マシン。バシー博士の想像を超えるほどに進化し、街を恐怖に陥れる。ひたすら壮絶化するチッティの暴走を、バシー博士は食い止めることができるのか!?
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